「まだ分割払いが残っているiPhoneを売りたいけど、売れるの?」「残債があると買取価格は下がる?」「ネットワーク利用制限がかかると聞いて不安」そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
最新のiPhoneは10万円を超える高額商品のため、多くの方がキャリアの分割払いやAppleの分割プログラムを利用して購入しています。しかし、支払いが完了する前に新しいモデルに買い替えたくなったり、急な出費で手放す必要が出たりすることもあるでしょう。
結論から言えば、分割払いの残債があるiPhoneでも売却は可能です。ただし、残債の状況やネットワーク利用制限の有無によって、買取価格や手続きが大きく変わってきます。
本記事では、分割払い中のiPhoneを売却する際の注意点、残債の確認方法、買取価格への影響、おすすめの売却方法、必要な手続きまで、初めての方にもわかりやすく解説します。これを読めば、安心して残債付きiPhoneの売却を進められます。
iPhone分割払いの基礎知識
まずは、iPhoneの分割払いの仕組みと、残債がある状態での売却に関する基本的な知識を押さえておきましょう。正しい理解が、スムーズな売却への第一歩です。
分割払いとは?主な購入方法
iPhoneの分割払いには、主に3つの方法があります。1つ目はキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の分割購入プログラムです。12回〜48回払いが一般的で、途中で端末を返却すると残債が免除される「端末返却プログラム」も提供されています。2つ目はApple公式の「ペイディあと払いプランApple専用」で、24回まで分割手数料無料で購入できます。3つ目はクレジットカードの分割払いです。これらはいずれも、支払いが完了するまでは完全な所有権が移らない契約となっています。残債がある状態とは、この分割払いの支払いが完了していない状態を指します。
残債があると何が問題になるのか
残債がある最大の問題は、「ネットワーク利用制限」の対象になる可能性があることです。ネットワーク利用制限とは、キャリアが端末の通信機能を制限する措置で、IMEI番号(端末固有の識別番号)で管理されています。分割払いが滞納されると、キャリアはその端末を「赤ロム」(通信不可)にすることができます。そのため、残債がある端末は「ネットワーク利用制限△(さんかく)」という判定になり、将来的に「×(ばつ)=赤ロム」になるリスクがあると見なされます。買取業者や次の購入者にとって、このリスクが買取価格を下げる要因になるのです。
残債の確認方法
売却を考える前に、まず自分のiPhoneに残債がいくら残っているのか、ネットワーク利用制限の状態はどうなっているのかを確認しましょう。
キャリア別の残債確認方法
ドコモ:My docomoにログインし、「ご契約内容の確認・変更」→「分割支払金の確認」から残債額と支払い状況を確認できます。
au:My auアプリまたはウェブサイトで、「ご契約情報」→「分割支払残額照会」から確認できます。
ソフトバンク:My SoftBankにログインし、「料金・支払い管理」→「割賦契約の確認」から残債を確認できます。
楽天モバイル:my 楽天モバイルアプリから、「契約プラン」→「製品」で分割払いの残高を確認できます。
また、毎月の請求書や契約時の書類にも残債情報が記載されています。電話でのカスタマーサポート(ドコモ:151、au:157、ソフトバンク:157)でも確認可能です。
ネットワーク利用制限の確認方法
ネットワーク利用制限の状態は、各キャリアの専用ページで確認できます。確認に必要なのは、IMEI番号(製造番号)です。IMEI番号は、iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」で確認できます。
各キャリアの確認ページでIMEI番号を入力すると、以下のいずれかの判定が表示されます。
- ○(まる):残債なし、または残債があっても支払いに問題なし。最も買取価格が高い状態。
- △(さんかく):残債あり。支払いが滞ると×になるリスクあり。買取価格は○より低め。
- ×(ばつ):赤ロム。通信不可で、ほとんど買取不可。
- -(ハイフン):キャリア販売品でない、またはSIMフリー版。
判定は各キャリアの「ネットワーク利用制限確認サイト」で検索すれば見つかります。
残債があるiPhoneは売れるのか?
結論として、残債があるiPhoneでも売却は可能です。ただし、買取価格や買取可否は、残債の状態やネットワーク利用制限の判定によって大きく変わります。
ネットワーク利用制限「△」でも買取可能
ネットワーク利用制限が「△」のiPhoneは、多くの買取業者で買取可能です。ただし、「○」の端末と比べると、買取価格は10%〜30%程度低くなるのが一般的です。これは、将来的に「×」になって使えなくなるリスクを業者が考慮しているためです。大手買取業者の多くは「△」でも積極的に買取していますが、一部の業者や個人売買では敬遠されることもあります。売却前に、業者の買取条件を必ず確認しましょう。
残債を完済してから売るべきか
残債を完済してから売却するか、残債付きのまま売却するかは、状況によって判断が分かれます。完済するメリットは、ネットワーク利用制限が「○」になり、買取価格が上がることです。デメリットは、一括返済のための資金が必要なことです。一方、残債付きのまま売却するメリットは、すぐに現金化できることです。デメリットは、買取価格が下がり、売却後も残債の支払い義務が続くことです。手元資金に余裕があり、高値で売りたいなら完済後の売却がおすすめです。すぐに現金が必要なら、残債付きでも売却し、その資金を残債返済に充てる方法もあります。
残債付きiPhoneの買取価格への影響
残債の有無やネットワーク利用制限の状態は、買取価格にどの程度影響するのでしょうか。具体的な価格差を見ていきましょう。
買取価格の相場比較
同じ機種・状態のiPhoneでも、ネットワーク利用制限の判定によって買取価格は大きく異なります。一般的な目安は以下の通りです。
- ○(まる):基準価格の100%
- △(さんかく):基準価格の70%〜90%
- ×(ばつ):基準価格の0%〜30%(買取不可の業者も多い)
- -(SIMフリー):基準価格の100%〜110%
例えば、iPhone 14 Pro 128GBの買取価格が「○」で80,000円の場合、「△」だと56,000円〜72,000円程度になります。機種や業者によって割合は変動しますが、△判定で2〜3割減額されるのが一般的です。高額機種ほど金額差が大きくなるため、可能であれば完済してから売却する方が有利です。
減額を最小限にする方法
残債付きでも買取価格の減額を最小限にする方法があります。まず、複数の買取業者に査定を依頼し、比較することです。業者によって「△」の減額率が異なるため、最も条件の良い業者を選べます。次に、端末の状態を良好に保つことです。画面割れや傷があると、ネットワーク利用制限の減額に加えて、さらに減額されます。また、付属品(箱、充電器、イヤホンなど)を揃えることで、プラス査定が期待できます。最後に、残債の支払い状況を良好に保つことです。滞納履歴があると、業者によっては買取を断られる場合もあります。
残債付きiPhoneを売る手順
実際に残債付きiPhoneを売却する際の、具体的な手順を解説します。この流れに沿って進めれば、トラブルなく売却できます。
売却前の準備
まず、データのバックアップを取ります。iCloudまたはPCのiTunesでバックアップを作成しましょう。次に、「iPhoneを探す」機能をオフにします。「設定」→「自分の名前」→「探す」→「iPhoneを探す」をオフにします。この操作には、Apple IDのパスワードが必要です。その後、iPhoneを初期化します。「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行します。SIMカードも忘れずに取り出しましょう。これらの準備を怠ると、買取を拒否されたり、個人情報漏洩のリスクがあります。
買取業者への申し込みと査定
準備が整ったら、買取業者に申し込みます。オンライン買取の場合、業者のウェブサイトから機種や状態を入力し、仮査定額を確認します。次に、申し込みフォームに必要事項を記入し、本人確認書類の画像をアップロードします。業者から梱包キットが送られてくる場合もあります。iPhoneを梱包し、指定の方法で発送します。業者がiPhoneを受け取ると、実機査定が行われます。査定結果がメールやサイトで通知されるので、金額に納得したら承認します。数日以内に、指定口座に買取代金が振り込まれます。不満があれば返送を依頼できますが、返送料が自己負担になる場合もあるため、事前に確認しましょう。
売却後の残債支払い
重要なのは、iPhoneを売却しても、残債の支払い義務は消えないということです。売却代金で残債を一括返済するか、引き続き分割払いを続けるかは、売却者の判断次第です。一括返済する場合は、キャリアに連絡して「一括精算」を申し込みます。手続き後、数日以内に残債全額が請求されるか、銀行振込で支払います。一括返済すると、ネットワーク利用制限が「△」から「○」に変わりますが、売却後に変わっても買取価格は変わりません。そのため、高値で売りたいなら、売却前に完済することをおすすめします。
信頼できる買取業者の選び方
残債付きiPhoneの売却では、業者選びが特に重要です。悪質な業者を避け、安心して取引できる業者を選ぶポイントを紹介します。
買取業者選びのチェックポイント
信頼できる買取業者を選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。まず、古物商許可証を持っているかです。許可番号がウェブサイトに明記されている業者は信頼性が高いです。次に、ネットワーク利用制限「△」の買取実績があるかです。公式サイトに明記されていない場合は、問い合わせて確認しましょう。また、査定の透明性も重要です。減額の理由を明確に説明してくれる業者を選びましょう。口コミや評判も参考になります。GoogleレビューやSNSでの評価をチェックし、トラブル報告が多い業者は避けましょう。最後に、キャンセル時の対応も確認します。査定額に不満があった場合、無料で返送してくれるかどうかは重要なポイントです。
大手買取業者と中小業者の違い
大手買取業者(ゲオ、ブックオフ、じゃんぱらなど)のメリットは、全国展開で店舗買取も可能、査定基準が明確、トラブル対応がしっかりしていることです。デメリットは、買取価格がやや低めなことです。中小業者やオンライン専門業者のメリットは、買取価格が高めに設定されていることが多く、柔軟な対応が期待できることです。デメリットは、実績が少ない業者の場合、信頼性に不安があることです。初めて売却する方や安心感を重視する方は大手業者、少しでも高く売りたい方は複数の中小業者にも査定を依頼して比較するとよいでしょう。
個人売買という選択肢
買取業者以外に、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで個人売買する方法もあります。それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。
個人売買のメリットとリスク
個人売買の最大のメリットは、買取業者より高値で売れる可能性があることです。業者の利益分がないため、相場の8〜9割程度で売れることもあります。また、販売価格を自分で設定できる自由度もあります。一方、リスクも大きいです。残債付き(△判定)の端末は、購入者から敬遠されやすく、売れにくい傾向があります。また、「△が×になったらどうするのか」といったクレームやトラブルのリスクもあります。さらに、取引の手間がかかり、出品、質問対応、梱包、発送、評価対応などを全て自分で行う必要があります。手数料や送料も考慮すると、思ったほど利益が出ないこともあります。
個人売買時の注意点
個人売買で残債付きiPhoneを売る場合は、必ずネットワーク利用制限が「△」であることを商品説明に明記しましょう。隠して売ると、後々トラブルになり、返品や返金を求められる可能性があります。また、「残債は売却後も責任を持って支払い続けます」といった説明を加えると、購入者の不安を軽減できます。IMEI番号を公開すると、購入希望者が事前に判定を確認できるため、信頼性が高まります。ただし、悪用されるリスクもあるため、部分的に伏せ字にする方法もあります。トラブルを避けるため、十分な説明と誠実な対応を心がけましょう。
残債の清算方法と選択肢
残債をどのタイミングで、どのように返済するかは、売却戦略に大きく影響します。自分の資金状況に合わせた最適な方法を選びましょう。
一括返済のメリットと手順
残債を一括返済する最大のメリットは、ネットワーク利用制限が「○」になり、買取価格が上がることです。また、月々の支払いから解放され、精神的にも楽になります。手順は、まずキャリアのカスタマーサポートに電話し、「分割払いの一括精算をしたい」と伝えます。オペレーターが残債額を確認し、支払い方法を案内してくれます。通常は、翌月の請求に合算されるか、振込用紙が送られてきます。支払い完了後、数日でネットワーク利用制限が「△」から「○」に変わります。この状態で売却すれば、最高値での買取が期待できます。
売却代金で残債を返済する方法
手元資金がない場合は、売却代金で残債を返済する方法もあります。手順は、まず残債付きのまま買取業者に売却し、買取代金を受け取ります。次に、その代金を使って残債を一括返済します。この方法のメリットは、手元資金がなくても残債を清算できることです。デメリットは、買取価格が「△」の減額適用で低くなり、売却代金が残債額を下回る可能性があることです。不足分は自己負担で返済する必要があります。事前に、残債額と予想買取価格を比較し、差額を確認しておくことが重要です。
売却時に必要な書類と準備
iPhoneの買取には、本人確認書類などが必要です。スムーズに手続きを進めるために、事前に準備しておきましょう。
本人確認書類の種類
買取業者は古物営業法により、本人確認が義務付けられています。必要な書類は、運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポート、住民基本台帳カードなどです。顔写真付きの証明書は1点、顔写真なしの場合は2点必要な業者もあります。また、書類に記載された住所が現住所と異なる場合は、公共料金の領収書や住民票などの補助書類が必要になることもあります。オンライン買取の場合、書類の写真をアップロードするため、事前に撮影しておくとスムーズです。未成年者の場合は、保護者の同意書や保護者の本人確認書類も必要になります。
その他の必要なもの
本人確認書類以外に、付属品があると買取価格が上がります。元箱、充電ケーブル、イヤホン、説明書などは、できるだけ揃えましょう。全て揃っていると、プラス査定で数千円アップすることもあります。また、購入時のレシートや保証書があると、正規品であることの証明になり、業者が安心して買取できます。ただし、必須ではないため、なくても買取自体は可能です。SIMカードは必ず取り出しておきましょう。個人情報が残っているため、トラブルの元になります。
売却後のトラブルを避けるために
売却後に「やっぱり返してほしい」「残債の支払いを忘れていた」といったトラブルを避けるために、注意すべきポイントを確認しておきましょう。
売却後も残る責任
iPhoneを売却しても、以下の責任は売却者に残ります。まず、残債の支払い義務です。売却後も分割払いは継続し、滞納すると「△」が「×」になります。すると、購入した業者や次の所有者に迷惑がかかり、損害賠償を請求される可能性もあります。必ず責任を持って支払いを続けましょう。次に、キャリアとの契約です。端末を売却しても、回線契約は別なので、不要な場合は解約手続きが必要です。また、AppleCareなどの保証サービスも自動的には解約されないため、不要であれば解約しましょう。
よくあるトラブル事例と対策
よくあるトラブルの1つ目は、「初期化を忘れて個人情報が漏洩」です。対策は、売却前に必ず初期化し、「iPhoneを探す」をオフにすることです。2つ目は、「残債を滞納して×になり、業者から連絡が来る」です。対策は、売却後も滞りなく支払いを続けることです。3つ目は、「査定額と実際の買取額が違う」です。対策は、査定時に端末の状態を正確に伝え、減額条件を事前に確認することです。4つ目は、「キャンセルしたいのに返送料を請求された」です。対策は、申し込み前に返送料の有無を確認することです。これらの対策を講じることで、トラブルを未然に防げます。
端末返却プログラムを利用している場合
キャリアの端末返却プログラム(ドコモの「いつでもカエドキプログラム」、auの「スマホトクするプログラム」など)を利用している場合の注意点も押さえておきましょう。
返却プログラムと買取の関係
端末返却プログラムは、24ヶ月目などの指定時期に端末をキャリアに返却すると、残債が免除される仕組みです。このプログラムを利用している場合、キャリアに返却する方が得なのか、買取業者に売る方が得なのかを比較する必要があります。計算方法は、「買取価格 – 残債額」と「残債免除額」を比較します。例えば、買取価格が50,000円、残債が40,000円、返却時の免除額が35,000円の場合、買取業者に売る方が5,000円得になります。ただし、端末の状態が悪いと、キャリア返却時に違約金(最大22,000円程度)を請求されることもあるため、総合的に判断しましょう。
返却プログラムを解約して売却する方法
返却プログラムを解約して買取業者に売却する場合、まずキャリアに連絡し、「プログラムを解約して残債を一括精算したい」と伝えます。手続き後、残債を一括返済すれば、通常の売却が可能になります。この方法を選ぶメリットは、キャリア返却より高値で売れる可能性があることです。デメリットは、一括返済の資金が必要なことと、計算を間違えると損をする可能性があることです。慎重に比較検討してから決断しましょう。
まとめ:残債付きiPhoneの賢い売却方法
iPhoneの分割払い残債がある状態でも、適切な手順を踏めば安心して売却できます。重要なポイントをまとめます。
まず、残債額とネットワーク利用制限の状態を確認しましょう。キャリアのサイトやアプリで簡単に確認できます。「○」なら通常通り高値で売れ、「△」でも買取可能ですが2〜3割減額されるのが一般的です。
次に、完済してから売るか、残債付きで売るかを判断します。手元資金があり高値で売りたいなら完済後、すぐに現金化したいなら残債付きでも売却できます。ただし、売却後も支払い義務は残るため、必ず返済を続けましょう。
買取業者選びでは、複数社に査定を依頼し、「△」の減額率や口コミを比較します。大手は安心感があり、中小は高値の可能性がありますが、信頼性を重視しましょう。
個人売買は高値で売れる可能性がありますが、残債付きはトラブルリスクが高いため、初心者には買取業者がおすすめです。
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